フィンの材質って色々あるけどいったい何が違うの？というあなたへ
ここのトピックではFCS2フィンの素材(マテリアル)＆素材の特性について詳しく紹介します。
FCS2には６種類の素材があります。柔らかい順にソフトフレックス → グラスフレックス → ネオグラス → パフォーマンスコア → パフォーマンスコアカーボン → 最も硬いパフォーマンスグラスに分かれています。それぞれの特色をみていきましょう！
FCS2の素材を紹介する前に、簡単にフレックス性の解説をします(読み飛ばしてもOKです)。
フィンの素材による硬さ、柔らかさの度合いをフレックスと呼びます。このフレックスの違いによりライディング時のドライブ性などに大きな影響を与えます。
フィンのフレックス(F)は上の図を見ていただくとわかるように、柔らかいフィンは押すとしなります。パフォーマンスグラスやカーボン系の硬いフィンはさほどしなりません。これは素材の持つ性質が関係してきます。
非常に柔軟なプラスチック材料から作られたフィンです。ベース部分はしっかりとした硬さがあり、先端部(ティップ)はぐにゃりと曲がる柔らかさ。フィンが身体に当たっても大怪我はしないよう安全設計されています。また耐久性もあります。サーフィンを始めたばかりの初心者の方、小さな子供、ソフトボードのフィンセッティングにお勧めです。
グラスフレックスは最もフレックス性の高い=柔らかい素材を使用し、加速をつけたままアクションを起こしやすいフィンです。フィンの先端(ティップ)でのフレックスを多めに、ベース部分のフレックスは少なめにし効果的なフレックスとなっています。フレックスの高いフィンなのでターン後半の伸びを感じることができます。パワーレスなブレイクでのソフトタッチなコントロールに向いています。特に初心者の方・脚力のない方、女性にお勧めです。
2014年にデビューしたネオグラス素材。軽量なファイバーグラス素材を使用しています。パフォーマンスコア（PC）フィンよりも軽く柔軟性を兼ね備えています。ある程度の固さがありクイックなレスポンスが可能。日本のようなパワーのないビーチブレイクの波にマッチします。手頃な価格なのもうれしいですね。
フレックス性のバランスの良いファイバーグラスとヘックスコアの素材を採用。 あらゆるコンディションで使用可能で、ドライブ性、スピード性、 コントロール性のバランスに優れているフィンです。
ハニカム素材の軽量なフィンです。適度なフレックスと硬めな素材により、程よいフレックスフィーリングとキレのよいスムーズなターンフィーリングを得られます。
このパフォーマンスコアの素材は、FCS2からさまざまなタイプのフィンが発売されています。フィンを見ているだけでも楽しいです。
固く、軽量なファイバーグラス素材を使用。 高いレスポンス性がありパワーのあるサーフィンに対応。ボードコントロールができる中上級者におすすめのフィンです。
PCフィンのベース部分にカーボン素材を施したドライブ性とフレックス性を考えられたフィンです。比較的パワフルなブレイクで駆動性の高いスムースなターンフィーリングを得られるフィンと言えます。
カーボン（Carbon）とは元素のひとつ「炭素（元素記号：C）」です。カーボンは高強度でかつ高軽量が特徴としてあります。
パフォーマンスグラスはファイバーグラス層により構成されています。最も固くオンフィンに近いフィーリングを味わえます。 正確で高いレスポンス性がありクリティカルな動きが可能。 ストリームコンディションにおいて最大の能力を発揮します。上級者～プロ向けのフィンと言えます。
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